ホーチミンで、社員の身辺調査
日本に会社を構え、ホーチミンにも進出している、ある大手企業の役員から連絡を受けました。「現地の支社で、経費が不貞に利用されていないか」といった内容です。ホーチミンには現在日本の企業は600社ほど進出していると言われており、駐在の日本人も3000人を超える規模と言われています。大型ショッピングモールに出店する商品販売施設、IT関連、コンビニやエンターティメント施設など多数で、レタントン通りやデタム通りには、見慣れた日本語の文字の飲食店も多く見られます。
日本に会社を構え、ホーチミンにも進出している、ある大手企業の役員から連絡を受けました。「現地の支社で、経費が不貞に利用されていないか」といった内容です。ホーチミンには現在日本の企業は600社ほど進出していると言われており、駐在の日本人も3000人を超える規模と言われています。大型ショッピングモールに出店する商品販売施設、IT関連、コンビニやエンターティメント施設など多数で、レタントン通りやデタム通りには、見慣れた日本語の文字の飲食店も多く見られます。
今回我々は、ホーチミン現地まで飛び、調査を開始しました。先ず現地での経費が不貞に利用されている理由を知る為です。経費を不貞に乱用していそうな特定の人物がわからなかったので、現地で社員一人一人の行動を調査する必要があったのです。因みにベトナムの社会には「会社で残業よりも家に居る時間を大切にする」という風習があります。今回調査を行ったホーチミンの日系企業でさえも、現地の人間を従業員として雇用しているということもあり、殆どの社員はアフター5がフリーでした。
調べを進めていたところ、この企業の社員数名が「接待」という名目で地元の風俗を頻繁に利用していた事がわかりました。社会主義国家ベトナムですが、公にされていない風俗産業は多く、「カラオケ」、「メシオム」、「カフェオム」などは、それぞれ違った形式で女の子がサービスしてくれるお店で、値段もリーズナブルな事から日本人にも大変人気です。明らかに接待でも無いのに個人でお店の出入りをし、その領収書を会社に経費として提出している事まで明らかになりました。お店の出入りをする写真や、その他社員の不貞について書き綴った調査報告書を提出致しました。今回は、ホーチミンに限った調査事例ですが、東南アジアでは地元住民に日本人ウケは大変良く、様々な地域で風俗産業が絡んだ社員の不貞が報告されています。
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