豆知識・ベトナムの治安

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ベトナムの治安

2013年現在、ベトナムには9,000人以上の在留邦人が居ると言われています。ビジネスマーケットとしても拡大していることから日本からの渡航者も多い国です。外務省・在ベトナム日本国大使館WEBサイトでも発表されているように、防犯の手引きというものが敷かれており、ベトナムはかつて治安が良い国とされてきたものの、近年は外国人をターゲットにした犯罪が増えています。特に種類はスリや置き引きなど、外国人観光客が増えることでこの手の事件は増加傾向にあります。これらの犯罪は日本人をターゲットとして狙ったものも少なくありません。特に、観光地と呼ばれるような場所ではこのようなトラブルが多発しています。

ベトナムの治安

これまでのベトナムにおける犯罪事例

かつて当社にも報告されたベトナムでの犯罪被害例をご紹介すると、スリやひったくりが多いのが目立ちます。買い物中にバッグの紐を刃物で切られて貴重品を盗まれた、後ろから来た自転車にぶつけられた上に野次馬を装ったグループの仲間に荷物を盗られた、写真撮影の為に手荷物を置いた瞬間、窃盗団グループの一員と思われるベトナム人に話しかけられ、その隙に手荷物を持って行かれてしまうなど、様々な事例があります。一番多く被害が報告されている都市は、やはり観光大都市ホーチミンでしょう。一般的に、貧困層の多いベトナムの市民からすれば無警戒でお金を持っている日本人はターゲットにされやすいのです。一般的な買い物から夜遊びの際に至るまで、「自分は外国に居る」という警戒心を抱いていることは必要です。

これまでのベトナムにおける犯罪事例

賭博や売春も横行

ホーチミンでバックパッカーが多く集まるデタム地区などでは、現地の人がグルになって「絶対に勝てるゲームがある」と甘い誘いを掛け、カモにされてしまった賭博詐欺の事例もあります。サイゴン川周辺を中心に夜遊びも盛んなこの街は売春婦も多く、うかつに手を出してしまうと、この社会主義国家では重い刑罰が与えられ、罰金を支払わされた後に強制送還になってしまうこともあります。東南アジアへの出張や旅行を機会に、羽目を外してしまう日本人男性は多いですが、外し過ぎには注意したいものです。

賭博や売春も横行
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