豆知識・ベトナム人の結婚観・恋愛観

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ベトナム人の結婚観・恋愛観

敬虔な仏教徒が多いベトナム。恋愛に関しては、東南アジアの中でも他国より保守的な面が見受けられます。この国の人の性格がそうであるように、恋愛に対しての価値観も日本人と似ている部分を感じます。
シャイで奥手、積極的に自らをアピールしない、“欧米らしさ”とは対局にあるこういった一面には共感を覚えることがあります。また、社内恋愛を禁じている企業などもあります。因みにこの国の女性の好みは、日本で言う三高(高収入、高学歴、高身長)を理想とする人が多いようですが、ルックスに関しての許容範囲は日本人女性よりも広く、内面をかなり重視しているように感じます。

ベトナム人の結婚観・恋愛観

ベトナムの結婚適齢期はやや高い

基本的にベトナムでの交際は結婚を前提とされます。結婚適齢期と呼ばれる年代は都市部では男性30歳前後、女性27歳前後です。農村ではもう少し早く、男性22歳前後、女性20歳前後です。少し前の日本の特性と似ている部分を感じます。婚前交渉や、初めから個人交際というケースは少なく、出会いもグループ交際から発展するものが多いようです。男性側から彼女の家に出向き自己紹介をし、家族にプレゼントを与え、気に入られればOKとなるといった、現代の日本では考えられない交際の手順が踏まれている地域もあります。相手の家族の意向を重んじるのはこの国の国民性と言えるでしょう。

ベトナムの結婚適齢期はやや高い

仕事よりも家庭を重視する傾向がある

家族主義が非常に強いベトナム。残業や接待で帰宅が遅くなることは極端に嫌われます。仕事が原因で家庭を疎かにするくらいなら退職すべきという考え方さえあります。プライベートな時間を重視する風潮が強いのです。家庭は「カカア天下」と呼ばれるほど女性中心家庭が多いのが特徴です。嫉妬心が強く、男性の浮気についてはかなり厳しい目で見られ、相手の女性に対しても過激、と言えるほどの行動に出ることも珍しくありません。

仕事よりも家庭を重視する傾向がある
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