豆知識・ベトナムの交通事情

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ベトナム 交通事情

目覚ましいスピードで発展を遂げるベトナムですが、モータリゼーション技術の発展には遅れを感じます。石油の世界的代表原産国でありながら精製技術を持たず、ガソリンは高価なエネルギーです。一般市民には自動車の維持が困難な為、所有していないケースが多いです。但し、バイクの利用率が非常に高く、国民のバイクの利用は交通機関分担率の90%以上を担っています。殆どの市民の移動手段になっており、その需要は今も伸び続けています。

ベトナム 交通事情

バスの利用を政府が推進

バイクの他に、高校生や女性、高齢者を中心にバスを利用する方も少なくありません。バスの種類も豊富で、ベンツ製のものや2階建て、ワンステップバスなどがあります。政策として公共交通機関、とりわけ路線バスの利用を促進するよう計画を立てています。ホーチミンでは「バス路線網開発計画」を策定し、車両購入時の投資奨励や利用者向けの援助対策、路線の拡充に努めています。工業団地や輸出加工区、鉄道や空港との連結を目的に計画が進行しています。

バスの利用を政府が推進

右側通行が基本のベトナムの交通ルール

日本とベトナムでは交通法規が異なります。右側通行、赤信号でも右折可能、通行車両の制限といったルールがあります。また、50cc以下のバイク(原動機付自転車)は無免許でも運転可能です。街にはレンタルバイクも普及しており、日本人をはじめとした外国人の交通手段としても有効です。因みに、ベトナム国内での路線バスやタクシーの利用はあまり効率的ではありません。渋滞が多発する為、オンタイムで行動することが難しい為です。

右側通行が基本のベトナムの交通ルール

ベトナムは国際免許が適用されない

国際免許の条約を日本と締結していない為、このベトナムと言う国で日本の国際免許証で運転してしまうと、罰せられてしまいます。実際にベトナムで生活することになり、どうしても免許が必要というのであれば、ベトナム語を先ず習得してから学科や実技の講習を受ける必要があります。50ccまでのバイクであれば外国人でも免許が不要ですが、実際に貸し出されているバイクも100cc以上のものが多く、ベトナムでの免許が必要なものが殆どです。

ベトナムは国際免許が適用されない
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