豆知識・日本とベトナムの関係

1973年に日本とベトナムの外交関係が樹立されました。そして92年からベトナムを支援している日本ですが、ベトナムに投資している101カ国の中でも援助がいちばん多いと言われています。

現在、両国の関係はよく、政治経済、ビジネス、観光、文化など、様々な面で日本がベトナムに浸透している印象です。

大都市ホーチミンやハノイはもちろんですが、今はダナンという街に活気が感じられ、今後は日本からダナンへの直行便も開通するとの事で、益々観光客も増加する見込みです。

領土問題で、衝突がいつ起こるかわからないと言われている、中国・ベトナム両国の揺らめく問題の中で、積極的に投資を行う日本の存在は、ベトナムにとって大きなものとなっているようで、こうした日本の支えが衝突の抑止に繋がっているとも言われています。

ベトナム人が日本人に対して親切で情深いところに、こうした時代背景も関連していることが感じられます。

ベトナムには、行った人ことのない人には想像できないほど日本製品が流通しています。

なかでも、バイクの流通は多く、「ホンダ」の「カブ」は、バイク帝国ベトナムの街中に溢れています。更に、日本の家電も人気があり、日本が提供する電化製品に、高い評価を得られている印象です。

世界的に人気な日本のアニメ文化ですが、ここベトナムでも人気で、それを近年の動画配信が拍車をかけ、若者を中心に広がっています。

ベトナム現地の日本語学校では、日本のアニメを題材にして教育を行うといったカリキュラムもあるそうです。

ショッピングセンターには日本アニメのグッズが存在し、日本の「コミケ」のようなアニメイベントも近年ベトナムで行われ始めています。

アニメ、家電に加え、ベトナム人に人気なものが日本の食文化です。ホーチミンを中心に、ラーメン、寿司、居酒屋、日本酒など、様々な日本食のレストランがあります。

2014年にイオングループのショッピングモール展開がこの広がりの大きな要因となっているという見解ですが、近年は「ベトナムに今後進出したい」と目論まれるビジネスオーナー様からの調査依頼も増えており、ベトナム市場のマーケティング調査にて対応させていただいております。