豆知識・ベトナムの夜遊び事情

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ベトナム・夜遊び事情

社会主義国家、ベトナムは原則として風俗店の営業は禁じられています。しかし、近年は資本主義的な側面が普及したこともあり、多くの風俗店が軒を連ねていることも事実です。バイクに乗った売春の女性の客引きも少なくありません。また、クラブやディスコもあり、大抵は夜の9時頃にオープンし、深夜になるにつれ賑わいます。店舗によっては駐在の日本人も多数訪れており、日本人向けのレストランやバーが数多く立ち並ぶハノイのKim Ma通り、「ベトナムのリトルトーキョー」と言われるホーチミンのレタントン通り等は調査や情報収集でも立ち入ることがあります。

ベトナム・夜遊び事情

夜遊び業種・業態は幅広く、違法をした場合は刑罰も厳重

ベトナムの風俗店には、マッサージ、スパ、カラオケなどさまざまな業態があります。いわゆる性的行為及びそれに準じた行為が行われます。更に、美容院を装った風俗店や、「ホンダガール」というバイクに乗って外国人を狙う売春婦もホーチミンなどの主要都市には居るようです。社会主義国家であるベトナムで売春まがいの行為をしてしまうと、相手から被害届を出されなくてもホテル側から通報されてしまうこともあります。売春を黙認した者や斡旋した者も多額の罰金が課せられるからです。

夜遊び業種・業態は幅広く、違法をした場合は刑罰も厳重

夜の街と、発展途上国ベトナムの現状

高度経済成長期に直面しているとは言え、ベトナムはまだ発展段階にあります。過渡期に起きうる現象の1つとして、都市部と地方部の貧富の差があるという問題点が挙げられます。この国をはじめとする東南アジア諸国においては時々見られる光景です。

ベトナムの都市部、ホーチミンのサイゴン川周辺を中心に夜の店へ働きに出ている風俗嬢の中には、農村出身で貧しい家の子どもが出ているという貧困層の育ちの人、実家へ仕送りをしている女性も居ます。日本人観光客の中にはチップに対してシビアという印象を受ける方も少なくないかと思いますが、ベトナムの夜の街、風俗産業が無くならないのはこのような経済事情があることも理解しておく必要があります。

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