ベトナム 経済成長
ベトナム社会主義共和国は高度経済成長期に直面しています。1980年時点では100兆ドンに満たなかったGDPは30年間で650兆ドンにまで増加。特に社会主義型市場経済を導入した1986年以降は急増傾向にあります。21世紀に入った今、都市部で高層ビルの建設が進んでおり、国家が急激に発展している状況です。そんな現在のベトナムは従来の社会主義的な要素が薄れています。貧富の差が拡大しているという側面もありますが、富裕層と呼べる人たちが誕生しており、特に首都ハノイやホーチミンは、「アジアの経済都市」と呼べるだけの規模に成長していると言っても過言ではありません。